質問と回答
大学4年生です。
信用金庫から内々定が出ました。
信用金庫の今後についてどう思いますか?
どこの信用金庫かにもよるんですけど、
基本的には、将来的にかなり厳しいと思いますm(_ _)m
地方銀行の90%以上は、基本的には利益がでていないので、
時間の問題で統廃合になると思います。一般論として。
ひろゆきの公式
地方銀行のほとんどは今後、統廃合が進む!
知識の泉
銀行の種類
日本銀行
日本銀行は日本銀行券の発券と管理をしている銀行です。正式な読み方は「にっぽんぎんこう」だそうです(私は にほんぎんこう だと思ってました💧)。
本店の他に全国で32の支店と14の国内事務所があります(これまた私は本店の1店舗しかないものだと思ってました💦)。
業務は他にも、金融政策を実施して通貨の流通量を調節することで物価と経済の安定をはかります。
金融政策には政策金利操作・公開市場操作・支払準備率操作などがあります(日銀が使う技名です。この技を使って物価を安定させようとします💰)
「銀行の銀行」であり金融機関どうしの取引を行います(個人が口座を持つことはできません)。
また、国庫金の出納をする「政府の銀行」でもあります。
本店にはニュースでたまに耳にする総裁がいます。そして総裁をサポートする副総裁が2名、審議委員が6名いて、この9名で政策委員会を構成しています。みなさん任期は5年で内閣が任命します。
政策委員会は日本銀行の最高意思決定機関です。
メガバンク
メガバンクは営業規模が全国的に広がる大きな銀行です。一般的に次の3つの銀行を指します。
・みずほフィナンシャルグループ
・三菱UFJフィナンシャルグループ
・三井住友フィナンシャルグループ
バブル景気が崩壊した1990年代以降、日本では大手の銀行が不良債権の処理に追われるなどで急速に経営が難しくなってきました。また、透明性が確保できないような融資をしている銀行があったり、国際的な競争力が求められることから銀行は再編成をする必要に迫られました。
そこで、銀行は段階的な合併を繰り返した結果、3大メガバンクが誕生することになりました。
これら各グループは幅広い総合的な金融サービスを行なっており、業務内容は大きな差はありません。
地方銀行
地方銀行は都道府県に本店を置き、各地方を中心に営業をしている普通銀行のことです。
地方産業や地元の中小企業および個人を取引対象としています。
保険・個人年金・投資信託などの様々な金融商品を取り扱って収益源を増やしていますが、長期化する低金利環境において収益の低下に悩んでいる地方銀行が増えているようです。
信託銀行
信託銀行は銀行業務(預金、貸付、為替、融資など)の他に「信託業務」と「併営業務」も行なっている銀行をいいます。
信託業務とは個人や法人が持つ財産(金銭、有価証券、不動産など)を管理・運用することをいいます。
併営業務とは財産の管理・処分などに関係する業務をいいます。例えば、遺言の保管や執行などの相続業務、企業の株主の名簿を管理したりする証券代行業務、不動産の売買の仲介業務などがあるそうです。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行は郵政民営化により2007年に誕生し、それまで郵便局が行っていた貯金に関する業務を民間の銀行として取り扱うことになりました。
普通の銀行はお金を預かり、その一方でそのお金を企業や個人に貸し付けることで利益を得て運営しています。
同様の構造で、当時の郵便局は郵便貯金として預かったお金を国の事業として使用していましたが、そのお金の使い方に無駄が多く、また不透明であったため民営化へとつながりました。
郵便局は全国的に展開されているので、そのネットワークを通じて、幅広い個人に対して総合的な金融サービスを提供することが可能となっています。
信用金庫・信用組合
信用金庫や信用組合は普通の銀行とは経営に対する考え方が違うことが大きなポイントです。
普通の銀行は株式会社であり、(株主の)利益が優先された経営方針をとります。
一方、信用金庫や信用組合は、会員や組合員の出資による共同組織の非営利法人なので、会員・組合員を基本とした地域社会の利益が優先されます。
そのため、会員資格や融資対象なども一定のルールが定められています。
ネット銀行
ネット銀行は実店舗がなくインターネット上でサービスを行なっている銀行です。
そのため、スマホやパソコンからスピーディーに様々なサービスを利用できます。
また、実店舗がないので人件費などのコストがなく手数料が安いなどの利点があります。
しかし逆に、融資の相談や返済プランを担当者と相談したいと思っても、担当者と対面で相談することができないため、きめ細かい対応が欲しい際には実店舗のある銀行の方が適していると思います。
また、サービスの種類についても普通の銀行と比べて少ない傾向にあるようです。
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