質問と回答
日本は中小企業を守りすぎだと思いませんか。
中小企業は分業やスケールメリットが少なったりする分、非効率な仕事が多くなりがちです。
多少の痛みは伴っても中小企業を潰しまくって、必要な仕事と人員は大企業に吸収させれば長い目で経済は良くなりませんか。
例えは不謹慎かもしれませんが、東京大空襲で焼け野原になった地域や大津波に飲み込まれた地域は、区画整理されて今は広いスペースに大きな建物を建てたり出来ています。
まず中小企業への補助金を止めるべきかと思います。
言ってることは全然正しいし論理的だと思うんですけど、じゃあそれを誰が決めるのかというのを考えるとなぜできないのかが分かるんすよね。
中小企業の集合体の青年会議所 JC とか、割と中小企業経営者っていうのは自民党支持者が多いんですよ。
大企業のサラリーマンは自民党には投票しないんですよ。
中小企業の経営者は自民党に投票するんですよ。
なので、結果として、大企業の経営者と中小企業の経営者を比べると、中小企業の人数の方が多いので、「中小企業の票が欲しいよね」と自民党は考えるので、結果として中小企業が得をするような形にするっていうのがあって、
農家も一緒なんすよね。
一個一個の畑とか田んぼとかをそれなりの規模のものをドーンって作って、トラクター1台で全部回してもいいんですけど、
日本の場合って、そんなに大きくない田んぼでも一個一個の家庭でトラクターとか田植木とかコンバインとかっていうのを色々ヤンマーから買ったりするんですけど、
それって隣の農家がつぶれて、全部を一つの所でやって、トラクターとかコンバインとかの機械は1台の方が効率いいよねっていうのは本当にそうなんですよ。
ただ、それをやっちゃうと農家の人数が減っちゃうので、農業票が減るんですよ。
JA とか農業票とかで食ってる政治家はやっぱり自民党に多くて、農家をやってる人の人数が多ければ多いほど農業票がもらえるので、農家はなるべく潰れないで一人一人で細い面積でひもじい状態で続けて欲しいんですよ。
農業を「俺やめます」「俺もやめます」って言ってやめまくって、「じゃあ、ここ俺が買うわ」って言ってドーンとひとかたまりにめちゃめちゃ効率良くやっちゃうと、票が少なくなっちゃうじゃないすか。
なので、日本の構造というのは基本的に票を多くするために非効率にして人数を多くするという風にしたほうが政治家が受かりやすいというのがあるので、そこの構造が変わることはないのでなかなか厳しいんじゃないかなと思います。
で、アメリカとかの場合は別に農家とか関係なく、アホみたいに余った土地をアホみたいな金持ちがドッカーンって買って、そこでめちゃめちゃ効率の良い農業をやるんすよね。
アメリカでは一個一個の土地で一生懸命農業をやったとしても効率が悪くて、金持ちのやり方に勝てないんですよ。
というのがあって、結果として小さい農家がやめていってだんだん大規模な農家が増えていくっていうのがアメリカの構造なんですけど、
日本は土地自体が少ないので、いきなりドーンっていう大きな農地になるような土地がないんですよね。
なので、アメリカみたいな効率的なことができないっていう。
ひろゆきの公式
効率などを考えて論理的に正しいことでも、政治の投票元と政治家の思惑を背景を理由に実現しないことがある。
例えば、中小企業と農業には共通の構造がある。
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